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ブログ「芋の気ままな生活」の管理者、芋が小説を置くためのブログです。コメントいただければ幸いです…。


by old-imo

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希望 Hope5

Hope5
分かれ道になっていたところを右へ進んだ私たちは出口を発見して上へ上がった。
「はぁ!なんかすっきりした気分。ずっと地下にいたから臭かったのなんのって!」
「そうだなぁ。いい気分だ。」
などと話している。まだ脱出もできていないのに。
外はなんと古びた屋敷の庭だった。ん?ちょっと待てよ。ここなんか見たことあるぞ。
私は考え込んだ。・・・そうだ!
「ちょっとみんな!ここ、一人でビジネスを立ち上げて結果大金持ちになったチャーリーの家よ!前新聞社の取材で来たことあるわ!」
「え!?うそだろ!」
レオンが言った。みんなも唖然としている。
「とりあえず中に入ってみようぜ。何かあるはずだ。」
カインが言った。彼の言うとおり中にはなにかあるかもしれない。
偶然、入り口がすぐそこにあったので安易に屋敷の中に入ることができた。
扉はギギギ・・・と不気味な音を立ててゆっくり開いた。
レオンから順に入り、その場所の安全を確かめたあとみんなでこの屋敷の捜索をすることにした。
レオンはカインとジェニーと行動、私とアレックスがともに行動することになった。
丁度扉が2つあったので分かれて扉に入った。
ギギギ・・・
「この部屋なんか臭い。」
「え?そうか?」
私がそう訴えたのでアレックスは息を大きく吸い込んだ。
「確かになんか臭いな。なんだ?」
とアレックスがそういった瞬間部屋の向こう側からゾンビが走ってきた。
「え!ゾンビって走るの!?」
私はびっくりしながらハンドガンを構えた。
しかし一足先に銃を構えていたアレックスが走ってくるゾンビの頭を打ち抜いた。すごい技量だ。
「・・・なんでゾンビが走るんだ?」
「・・・なんででしょうね。」
私とアレックスは次の部屋に進んだ。すると手を手錠で繋がれたボロボロの女が立っていた。
「ど、どうしたんですか!?」
私はその人に近づいてそういった。しかし反応がない。
私はもう一回たずねた。
「あの・・・だいじょ・・・」
そう言いかけた時、女が急に手にかけられた手錠を振り回して襲ってきた。
「ギャアアアアアアア!」
女はそう奇声を発し、私はその勢いで吹っ飛ばされた。
「ちっ!これでも喰らえ!」
私はそういって女を打ち続けた。だが銃弾が女の体に当たるやいなやズブズブと体に吸収されていって最終的には完全に体に吸収された。やばい!これは人ではない!そう思うのが遅かった。
私はその女・・・いや怪物に頭を殴られ意識を失った。





しばらく意識が戻らなかったのかもう朝だった。だが朝にも関わらず、あたりはうっすらと暗い。
私は休憩室のようなところでベットに横になっていた。アレックスが運んでくれたのだろうか。
辺りは薬品だらけで薬臭い匂いが充満している。私は体を起こし棚に並んでいる薬品を見た。
いろいろあるがまったく何に使えばいいのかわからない。さっぱりだ。唯一わかったことは消毒薬があることくらいだった。
しばらくまたベッドに横になってボーっとしているとアレックスが部屋に入ってきた。
「お、目を覚ましたか。お前が気絶した後大変だったんだぞ。あの怪物は偶然持ってたライターを投げつけてやったらどっか行っちまった。
でもな、お前を運んでこんなところまでくるのが大変だった。この部屋を探すのも一苦労だ。はー、疲れた。俺もちょっと休むわ。お休み。」
アレックスはそういってもう一つのベットに横になりすぐいびきをかいて寝てしまった。この部屋のドアの鍵はかかっていて敵に襲われることも無い。ゆっくり休もう。そう思い、またベッドに横になって寝た私だった。
Hope5 End
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by old-imo | 2009-04-27 21:07 | 希望